◇三国志について語る 【5】孫家 群雄割拠の時代において、比較的外敵の攻撃に晒されることが少なく安定した 一族のように感じる。 孫家というと孫子で有名な孫武が有名ですがこの時代においてはやはり孫権の 父である堅、兄の策と権が有名だな。もちろんほかにもぞろぞろいるわけですが あとの人はキーパーソン補佐にはなり得るかもしれないが、キーパーソンではな いでしょう。 歴史にifを持ち込んでも何の意味もないが、孫堅が仮に戦死することなく生き ていたらどうなっただろうな。歴史としては40前で劉表軍の攻撃を受けて死ん でいます。孫策にしても暗殺されていて、偶然というべきかどうかはともかく孫 権に後継の椅子が回りました。兄の孫策が死ぬ間際、乱世を平定するのは私の方 が優れているだろうが現状を維持するのはお前の方が優れているだろう、めいた ことを言っているが、その後の歴史を見てみると確かに当たっている。諸葛亮に も巨人と言われるほど大きな人物に成長はしたが孫権に関してはそれ止まりだっ たんだろう。 孫家といえば呉ですが、ほかには忠臣も非常に多い。やはりひとつの代が短か ったとはいえ、孫権の代を含めて三代に仕えているという自負が大きかったのか なぁ・・・。 それにしても天下を統一する機会が幾たびとありながらそれを逃したのはあま りに痛い。 最終更新:2006/1/26