◇三国志について語る 【10】 孫策 この人の影はあまり濃いものとは言えないが、この時代の主役を作るうえでそ の土台を作る役割を果たしてるように思いますね。 孫策は孫堅の長男であり孫権の兄であって、父・堅の後を継いで江東を制覇し た後、これから各方面へ進撃しようといったところで暗殺された。武勇に優れて いたのは間違いないらしいんですが、どうも記録に残っている限りでは太史慈以 外には特にこれといった猛者と一騎打ちをしている風がない。弟の権はそういう 点についてはあまり才がなかったようですが、版図の拡大という点において(つ まり野心と兵に扱い?)優れていたらしい。 策というと、もう一人必ず出てくるのは周瑜ですね。美周郎とあだ名されるく らい容姿端麗な人だったようで水軍(今で言う海上戦専門の部隊)の扱いに関し ては孔明や曹操も実力を認めたほどの人。 策と権、更には呉。 父・堅が礎を築き、兄・策がそれを発展させ、弟・権が繁栄させる、そんな中 でこの人の存在意義はある意味権より大きいだろうな。 と自分は思いますね^^ 最終更新:2006/2/9