■ペルソナ3(2008/5/1追加) |
待望の三作目(いや四作目か?)。 設定的には再び高校生の主人公になりますが、時代は女神異聞録・ペルソナ2より明らかに進んでおり、2009〜2010年の設定になっている。 それも、前作とは全く別の世界にあるわけではなく、同一時間上に存在するみたいです。 最初にやや意外なのは、主人公以外はペルソナのチェンジができないことです。どうやら、ペルソナチェンジの能力はここでは異能なようでイゴールは"ワイルド"と言っているが、そうするとマーヤや南条くんたちは、みな"ワイルド"に目覚めていたのだろうか(ということになるが。)。 今作よりでてきたコミュニティのシステムがまた面白い。 特定の人物たちと会話を繰り返すことで、仲の良さが上昇し、対応するアルカナのペルソナをつくったときに対応したボーナスを得られるようになる。 尤も、フェスについているアイギス編(後日談編)はあまり好めない。世間的な評価も今一つなようだ。 ネタバレになるが、そもそもアイギス編では、主人公が死んだと仮定して話が進むことが味が悪い。 本編でかなり入れ込ませて、死んでました、ってのは好める設定ではありませんね。それに、アイギスが主人公というのもやや個人的にはパッとしない。 視点としては、やや新鮮ではあるが、アイギスの性格が今一つ好きではないからだろうか・・・。 もし、可能ならの話だが、後日談編を打って出すなら主人公を選べるという設定が良かったかも(すごい重くなるだろうが。)。 例えば、真田に入れ込むのも有りだし、順平をやってみるのも、ゆかりで主人公助けようとするのもありだろ。 前作より、ハルマゲドンが容易にやれるようになったのはいいかもしれないが、そこまでやってると苦戦する相手が少なくなっているのであまり意味が無い・・・。 てか、シャドウで「○○のマーヤ」って多いな。 どうでもいいが、マーヤはマーヤと関係あるのか・・・。 |
■ペルソナ2 罰(2008/5/1追加) |
ペルソナ2罪の後編(?)的な作品。 形的にはペルソナシリーズ3作目なんでしょうか。 罪と罰では、あまり比べようが無いので、あえて女神異聞録と比較すると合体魔法が追加されてメンバーの連携が大事になったというのがある。 戦闘における会話では、基本的には女神異聞録を継承しているが、会話のパターンで隠し要素的な部分が増えた(怪談とか)。 個人的には、南条とエリーが再び登場しているのがいい。それも単なる再登板ではなく、変化が見られるのがグットだ。 女神異聞録での話と絡みがあり、前作を知っていると尚の事楽しめるというストーリーは嫌いじゃない。 |
■真・女神転生 |
女神転生シリーズSFC版第一作。 いまだにシリーズ全作を通して人気はかなり高い。 舞台は東京です。20世紀末、突如現れた(一応筋書きでは理由が書いてあるが)次元の裂け目より古に悪魔と呼ばれた存在の者たちが東京に現れ世界が変貌する有り様を描いていてそこを旅する物語。 元ネタはFC版でナムコより出された女神転生1(の原作/西谷史氏)だが、その後の女神転生2(FC版とSFC版)となって新たな真シリーズとして進化。 2と比べて1はイメージ的には明るいフィールドが多い。中盤以降こそ、世界は荒れているがそれでもまだフィールドやメッセンジャーが明るいイメージが多く残る。 序盤は普通の街がフィールド化しているのでそちらよりは普通なイメージはあるが、これといって特別なことはない。 |
■真・女神転生2 |
女神転生シリーズSFC版第2作。 前作の続編。舞台は引き続き東京ですが、時代は20世紀から21世紀末の2080年代です。前作から東京という地は荒廃し、ガイア教とメシア教の二つが対立する世界のみとなった。そして、地下世界へガイア教が追いやられる中、メシア教が台頭する東京ミレニアムにはメシアと称される主人公が生まれた。 基本的なシステムは1とほとんど変わらない。ただ、敵が一度の戦闘で複数の種類がでてくるなど少し進化している部分も。 |
■旧約・女神転生 |
FC版女神転生のリメイク。 元ネタはFC版のものなので、基本的には同じもの。しかし、グラフィックが変わっている上、システムなども若干変わっているところがあるため昔のものを知っている人間としては寂しい。 しかし、この作品、女神転生1と女神転生2が両方ともプレイできるので非常にお買い得な感はある。FC版ならではのゲームの難易度はないが、昔の初期RPGらしさがあり面白い。 1では復活した魔王ルシファーを倒すため、中島朱美と白鷺弓子の二人が飛鳥に出現した宮殿に向かう話(記憶を辿りました)。2は1とは別話で2037年(古い資料による)ごろの東京が舞台で悪魔が現れ・・・というところは真1と同じだが、作られている東京の感じがまた違う。 悪魔を仲魔にして更に合体をすることで新しい悪魔を作るという、このシステムはこの1で出来上がり2以降で定番となった。 個人的にはこの女神転生2が一番好きなんですが・・・。あまり世間的には難しすぎて嫌われてるところが多い(狂人的な敵とかマップが多いからですね/笑)。今の簡単なRPGプレーヤーには受けないんでしょう。 |
■女神転生2(FC版) |
1990年にでた女神転生第2弾。 自分が女神転生をやった最初の作品ですが、FCでここまでの内容を作れるのかという衝撃を感じましたよ。今のそこらのゲームに比べたらグラフィックも音楽もショボイですが、中身が当時あったものの中で比べると濃い。敵出現の驚異的頻繁さと強さ、強烈な世界観は記憶に残りやすい。 その他、なんといってもエンディング(2つあり、中盤の選択肢で以後決まる)で唯一神との戦闘を行うというのは発想として皆無だったので衝撃でした。まぁその世界を信ずる信心深い人には向かないでしょうが。 このゲームが面白いというのは、単に古代RPGというだけではなくて芸が細かいということも挙げられるんですよ。 例えば、道を通せんぼしているやつがたまにいるが、なぜかジョークを言っていたり、ジャンク屋が面白かったり、魔界の武器屋の店員が変わっていたり。ゲーム進行上必要はないが、バーの客のセリフが色々あったりします。 名作だと思いますよ、色々な点で。 |
■魔神転生 |
正確には女神転生シリーズではないが、その外伝的存在の一つ。 基本的に悪魔を仲魔にして戦うという姿勢は変わらないが、マップ上で駒を動かすように移動・攻撃・攻略を行う点で視点が全く違う。 最初は少し戸惑いますが、慣れると女神転生のもう一つの形として面白い。何より、初めてやったときはグラフィックの迫力に驚く。当時としてはこんなに大きいものを使うか?!というレベルでした。 仲魔の特技もかなり豊富にありバラエティーも出易い。女神転生と違って、マップ一つ一つで異なった戦略性が必要になるところがやりがいのあるところか。 |
■魔神転生2 |
1の続きではないが、話の筋は1と2で辻褄が合うようになっています。1を知っているとゲーム上で登場する話の裏が分かるので1をまずはプレイすべし作品。 2では1に加え、更に仲魔のバラエティー(個性)が出易いようになっています。そもそも、魔神シリーズは仲魔にレベル以外のランクという概念があるのでレベルアップ的な効果も得られかなりイメージが広がります。 その上、2では人間が6人(うち5人が選択肢で最終的な仲間になる)仲間になり、うち3人がコンピュータを使用できる(ということは仲魔のストックをできる)という素晴らしく面白いものですね(笑)。 戦略性については1以上に柔軟なものが必要なところもあったり、そうでないところもあったり、やり方次第でどうとでもなるところも多いので楽しみが多い作品です。 |
■女神異聞録ペルソナ |
1996年にでた新シリーズで女神シリーズの新たな形。 でも、正直言ってWindows版は指定されているグラボの幅が狭い上、サウンドボードでもひっかかることが多いので現在では快適な環境プレイは難しい。 このシリーズでは悪魔は仲魔にするのではなく、ペルソナとして降霊して戦闘の補助として使う、という感じである。補助といっても、攻撃・防御相性、スペルなどが決まるので侮れないのですが。 当時としては、掛け声などのボイス入り自体が珍しいと思うのですがこれには入っていてすごい面白い。 南条君とかお気に入りですよー。ペルソナ発動時に 行け(ゆけ)(多分→逝け かも。) 任せる とかも良し。エリーの 御出でなさい Come here! とかも良しです。 それに主人公が珍しく格好いいタイプ。 この主にしては珍しい。 |